【BOOK BOX】『子どもたちの遺言』谷川俊太郎・詩 田淵章三・写真
『子どもたちの遺言』
谷川俊太郎・詩 田淵章三・写真

生まれたよ ぼく
やっとここにやってきた
まだ眼は開いていないけど
まだ耳も聞こえないけど
ぼくは知ってる
ここがどんなにすばらしいところか
だから邪魔しないでください
ぼくが笑うのを ぼくが泣くのを
ぼくが誰かを好きになるのを
ぼくが幸せになるのを
いつかぼくが
ここから出て行くときのために
いまから遺言する
山はいつまでも高くそびえていてほしい
海はいつまでも深くたたえていてほしい
空はいつまでも青く澄んでいてほしい
そして人はここにやってきた日のことを
忘れずにいてほしい
「生まれたよ ぼく」
にはじまる谷川さんの詩12篇。田淵さんの写真46葉。
BOOK BOX 2009年上半期ベスト1。かもね
【作家プロフィール】
谷川 俊太郎
1931年、東京都生まれ。詩人。処女詩集『二十億光年の孤独』で、みずみずしい感性が高い評価を得る。詩作のほか、翻訳、脚本、絵本などさまざまな分野で活躍。訳詩集『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、詩集『日々の地図』で読売文学賞を受賞。
田淵 章三
1951年、岡山県生まれ。立木義浩氏のアシスタントを経て独立。1979年、広告制作会社エジソン設立。アートディレクターとカメラマンを兼務。人物写真を中心に幅広いジャンルの仕事を手がける。
2009年1月30日 初版第1刷発行
発行;佼成出版社
ハードカバー 112P 20 × 18.4 × 2cm
定価;1.500円 +税
谷川俊太郎・詩 田淵章三・写真

生まれたよ ぼく
やっとここにやってきた
まだ眼は開いていないけど
まだ耳も聞こえないけど
ぼくは知ってる
ここがどんなにすばらしいところか
だから邪魔しないでください
ぼくが笑うのを ぼくが泣くのを
ぼくが誰かを好きになるのを
ぼくが幸せになるのを
いつかぼくが
ここから出て行くときのために
いまから遺言する
山はいつまでも高くそびえていてほしい
海はいつまでも深くたたえていてほしい
空はいつまでも青く澄んでいてほしい
そして人はここにやってきた日のことを
忘れずにいてほしい
「生まれたよ ぼく」
にはじまる谷川さんの詩12篇。田淵さんの写真46葉。
BOOK BOX 2009年上半期ベスト1。かもね
【作家プロフィール】
谷川 俊太郎
1931年、東京都生まれ。詩人。処女詩集『二十億光年の孤独』で、みずみずしい感性が高い評価を得る。詩作のほか、翻訳、脚本、絵本などさまざまな分野で活躍。訳詩集『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、詩集『日々の地図』で読売文学賞を受賞。
田淵 章三
1951年、岡山県生まれ。立木義浩氏のアシスタントを経て独立。1979年、広告制作会社エジソン設立。アートディレクターとカメラマンを兼務。人物写真を中心に幅広いジャンルの仕事を手がける。
2009年1月30日 初版第1刷発行
発行;佼成出版社
ハードカバー 112P 20 × 18.4 × 2cm
定価;1.500円 +税

